BCD-fit (ボディーコアディレクター・フィットネス)を作った想い

一気にスイッチが入ったのは、大好きだった志村けんさんの死

「えっ!新型コロナウィルス⁈」 ニュースで初めて見た時は、何だかまた変なウィルスが生まれてしまったんだなぁと軽く考えていました。予想に反しこんなにも世界ごと揺るがしてしまうなんて想像もしていなかった事です。

私の中でこのウィルスはなめられない!しっかり防御しなければならない!と一気にスイッチが入ったのは、大好きだった志村けんさんの死。信じられなかった。悲しかった。どこにもぶつけられない悔しい思いでした。やりきれないけど、大切なものを守らなきゃいけないという気持ちは確実に大きくなりました。

「何よりも命が大切」人々の多くが何かに取り憑かれたようにとった行動は記憶に新しい…マスクが争奪戦となり売り切れ。トイレットペーパーにカップメン、パスタに缶詰め…お店の陳列からどんどん姿を消していきました。

平穏に送っていた日常が緊急事態宣言というビックリする発令で生活がガラッと変わってしまった現実。とりあえず外に出られない間お家での食事に困らない様に買った食料がストレスにより食べすぎ、運動消費量がガクッと落ち体重の増加。「コロナ太り」その言葉を良く耳にするようになりました。

スポーツクラブでインストラクターをしていた私は、禁止命令により2ヶ月半収入は0円。やり場もなく、明日何をしたらいいのかわからない毎日…でもふっと目を上げ周りを見渡すと、レッスンがストップしてしまったインストラクターはゴロゴロ。皆、やり場のない悲しみが伝わってきました。

この状況から何とか脱出しなきゃ!と思い、よくよく考えてみるとフィットネス、運動指導者の私は…免疫力アップ、健康作りのサポートにBody Makeのトレーナー…こんな時こそ「どうしたら心から笑顔になれる運動を提供出来るのか」沢山沢山考えるべきではないのか?毎日悶々としてストレスを抱えてしまう方々のお役に立つにはどうしたらいいのか?それをまず考え、実行するべき時、使命ではないのか?

そう思いたったその日からBCD-fit立ち上げまでは、そんなに時間はかかりませんでした。

過去の経験もBCD-fitを作る大きなきっかけの一つ

20代から水泳コーチにジムのトレーナー、子ども達の体操クラブコーチをしながらダンスホールをスタートに都内ホテルでのディナーショー、ディズニーホテルでの歌手をしていました。さらにフィットネスインストラクターをも目指し、もっとスタイル良くなりたい!と過度なダイエットをし身体を壊してしまう羽目に。

壊して治るまでには何と3年の歳月が必要でした。

ホルモンバランスがガタガタになってしまい、治療の為の薬や注射は女性ホルモンを元気に戻す為に体重の増加は避けては通れない道となってしまいました。

薬によりどんどん上がっていく体重の数字を見るたび、さらに食事をする事が恐怖でした。

昨日まで仲良くしていた人でさえもコソコソ噂話…「みなみ先生、太ったよね」心無い言葉の数々にインストラクターを辞めようと思いました。次の契約期間が切れたら消えよう…そんな毎日でした。

人は良い時はくっついてくるんだなぁ。こうなってみると横目でコソコソ噂話しながら、違った意味での楽しそうな雰囲気でバカにしたり上から目線になったり離れていくものなんだなぁ。そう思いました。

そんな過去も実は今回、BCD-fitを作る大きなきっかけの一つになっています。

「元気で笑顔になれる健康作り」をお伝えしていきたい

人には他人に言えない事情もある。それでもその人の大切なもの(心、人、家族)を守るため毎日を頑張っている。

失うものなんて何もないって言う人も、今日生きるための健康は大切。身体と心が本当の意味で満たされ健やかだと、他人への本当の優しさも生まれてくる。その優しさや温かさから視界やご縁が広がり、新たな可能性も生み出す。

人は一人では生きられない。支え合って生きている。

まず、「元気で笑顔になれる健康作り」をお伝えしていきたい。そしてBody Makeをしたい人に「食事と運動の両面から病気になりにくい身体作り」を今までの経験を総動員してお伝えしたい!困ってる人に寄り添ってお伝えできる事をお伝えしたい。

そう強く思い、そう実現するべく2020年にBCD-fitを立ち上げる運びとなりました。

これからこちらのブログでは、一つでもお役に立てる事をお伝え出来たらと思っています。

どうぞよろしくお願い致します。